iPhoneの中国語キーボードの種類と設定方法【簡体字・繁体字】

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中国語を使って友達とメッセージのやり取りをしたいけど、iPhoneで中国語入力ってどうやってやるの?
おすすめのキーボードの使い方は?

このような疑問にお答えします。

iPhoneなら、とても簡単にキーボードを設定することができるんです。

中国語キーボードの設定方法のほか、効率的な使用方法についても書いているので、すでにキーボードの設定を終えたという方にも役立つ内容になっています。

この記事で分かること
  • iPhoneでの、中国語のキーボード(簡体字・繁体字)設定方法
  • 中国語キーボードの種類と使い方
  • 入力方法と便利な使い方

iPhoneで中国語キーボードを追加設定する方法

世界中でサービスを提供しているapple社の製品であるiPhone。なんと82もの言語キーボードが内蔵されており、使用者のニーズに従ってカスタマイズすることが可能です。

まずは、キーボードを設定する画面までの手順はこちら。

  1. 設定」をタップ
  2. 「一般」をタップ
  3. 「キーボード」をタップ
  4. 「キーボード」の最上部にある「キーボード」をタップ

すると、今現在自分のiPhoneに設定されているキーボード一覧が開きます。このキーボード一覧から、新しいキーボードを追加したり、不要なものを削除したりすることができます。

私は中国語学習のため、「中国語の拼音(ピンイン)」のキーボードを簡体字・繁体字の二つと、「中国語の手書き」のキーボード(繁体字のみ)を入れています。合計で3つの中国語キーボードを使い分けているという状況です。

キーボード一覧

一番下に「新しいキーボードを追加」という文字があるので、まずはここをタップします。

そうしたら、iPhoneに内蔵されているキーボードの一覧が開くので、追加したいキーボードを選んでいきましょう。

新しいキーボードを追加

中国語キーボードには簡体字繁体字のものがあります。簡体字は主に中国大陸で使われている文字、繁体字は台湾や香港で使われている文字です。

簡体字・繁体字をタップすると、さらに複数のキーボードが表示されます。
簡体字のキーボード一覧はこのような感じ。

簡体字キーボード一覧

繁体字はさらにたくさんの種類があります。

繁体字キーボード一覧

ご自分の使いやすいものを選びましょう(キーボードの種類についてはこちらをご覧ください)。ほとんどの方が拼音(ピンイン)で学習していると思うので、「拼音 – QWERTY」を選んでおけば間違いないです。ちなみに「QWERTY」は日本で一般的なキーボードの配列で、アルファベットの並びが違う「AZERTY」もあります。

使用するキーボードを選択したら、右上の「完了」をタップしましょう。キーボードの順序の変更・削除がしたい場合は、キーボード一覧の画面右上の「編集」ボタンから行うことができます

キーボードの編集と削除の方法

種類豊富な中国語キーボードの使い方を説明

種類がたくさんある中国語のキーボード。なぜこんなに種類が多いのか気になりませんか?

パソコンの発展に伴い、中国では80年代ごろから中国語の入力方法が考案されていたようです。
パソコンのキーボードにはアルファベットや数字が並んでいて、入力したい文字をタッチすれば入力ができます。しかし漢字はアルファベットをはるかに超える数なので、キーボード一つにひとつの漢字を当てはめることは不可能です。
その膨大な漢字に代わる何かによって中国語を入力するということが課題であり、たくさんの人が中国語の入力方法を考案したため、複数の入力方法が存在しているそうです。

参考:中文输入法(中国語版『Wikipedia』)

日本でも、スマホで文字を入力する際に「フリック入力」を使っている人が多いはず。その理由は「文字を入力するスピードが速いから」ですよね。

同様の理由で、中国語を入力する際により速く、効率的な方法が考えられていったことによって、現在のキーボードの充実につながっていったと言えるでしょう。

以下、iPhoneに内蔵されている中国語キーボードについて、簡単な紹介をしていきます。

拼音(QWERTY)

ほとんどの中国語学習者が利用するであろうキーボードです。簡体字・繁体字どちらもあります。

拼音キーボード

手書き

指で漢字を書いて入力するキーボードです。簡体字・繁体字の2パターンが内蔵されています。

私は繁体字の手書きキーボードを使っているのですが、試しに簡体字で書いてみると、繁体字キーボードであっても候補に簡体字が表示されました。

手書きキーボード

しかし優先的に表示されるのは繁体字になるので、こちらも簡体字で学習している人は簡体字のものを設定するようにしましょう。

注音(ボポモフォ)

主に台湾で使われている入力方法で、注音符号と言われる発音記号を用いて入力する、日本語のかな入力のような入力方法です。繁体字のキーボードのみとなります。

注音キーボード

台湾の中国語(台湾華語)を勉強しているなら聞いたことがあるという人もいるかもしれません。台湾では注音符号を使って言葉を学ぶので、興味がある人や注音を覚えたい人にはおすすめです。

ちなみにiPhoneの注音キーボードには「標準」と「動的」の二つがあり、上記の画像は標準のキーボードです。「動的」のキーボードは、最初に入力した文字によって次に来るものを出してくれるので、より入力が早くなるという利点があります。

拼音(10キー)

同じく拼音で入力するキーボードですが配列が違っています。日本語入力では一般的なキーボードですが、冒頭に来ないアルファベットが飛ばされるような設定になっていたり、次に来るアルファベットが予想されて(入力する意図のないものが)表示されたりと、少し不便に感じる部分もありました。

慣れれば速く入力できるようになるかもしれませんが、同じ拼音入力なら個人的には通常のPCキーボードの配列(QWERTY)の方が使いやすいと思います。こちらも簡体字・繁体字の2パターン内蔵です。

拼音10キー キーボード

双拼

そうピン、シュアンピン、ダブルピンインと呼ばれる入力方法。通常、ピンインは文字によってアルファベット1文字(母音だけなど)~6文字あり、文字によっては入力が面倒です。スマホでは入力した文字によって予測変換されるため、必ずしもすべての拼音を入力する必要はありません。

「双拼」は文字通り、実際の発音(拼音)に関わらず、「アルファベット2文字だけで中国語が入力できる」というキーボードになります。

参考:iOS 11 終於支持雙拼了,快來學習一下這個更高效的輸入法

ぱっと見た感じは拼音のキーボードと変わりありませんが、中央列右端の「;」がポイント。各アルファベットに決まった発音が割り振られているので、それらの組み合わせで入力します。実際に入力してみると、通常よりも短い字数で入力できることがわかります。

双拼キーボード

どの組み合わせでどの拼音になるのかを覚えるととても便利ですね。簡体字・繁体字どちらもあります。

倉頡

倉頡(そうけつ)キーボードは、漢字の部首のようなものが並んでいるのが特徴です。この入力方式は主に香港で使用されており、繁体字のみのキーボードです。

入力方法は、字根(漢字を構成する一部分のようなもの)を組み合わせて文字を表現するというものです。例えば「早」なら日と十の組み合わせになり、「安」は十と女の組み合わせで入力することができます。

倉頡キーボード

「へんとつくり」とも違う独特な分類であるため、まずこの仕組みを覚える必要があります。

ちなみに倉頡キーボードの派生形で速成キーボードというものも存在します。こちらは組み合わせがより簡略化されたものですが、その分候補となる漢字が表示されすぎるというデメリットもあります。

筆画

最後は筆画キーボード。見た目は10キーに似ていますが、これらは漢字の構成要素をバラバラにしたもので、実際に漢字を書くように入力していく方法です。簡体字・繁体字どちらもあります。

筆画キーボード

「早」は「丨*一一一丨」の順でタップすると入力できます。ちなみに「*」は「一丨丿丶フ」以外を入力する場合にタップします。そして二行目の「丶*フ*丿一」は変換すると「安」になります。おもしろい入力方法ですが、拼音に比べて手間がかかる印象です。

おすすめは「拼音(QWERTY)」と「手書き」の併用!

一つひとつを見ていくと、特色があって興味深い中国語のキーボード。

先ほど少し触れたのですが、中国語を学習する上で使用すると良いおすすめのキーボードは「拼音(QWERTY)」と「手書き」の併用です。

なぜこの使い方がおすすめなの?
  • 拼音を覚えることにつながる
  • 拼音で入力することにより、漢字と発音をリンクさせることができる
  • もし拼音がわからない・知らない単語に出くわしたときに手書きですぐ検索できる

中国語を勉強し始めて最初の壁となるのは、「漢字と拼音が結びつかない」ということではないでしょうか。
拼音キーボードを使う場合はある程度発音が頭に入っていないと入力できないので、漢字と拼音を覚える良い練習になります。
それでもうっかり忘れてしまったり、分からない語を調べる際には手書きキーボードが便利です。

拼音キーボードの使い方の小ワザ

ここからは拼音キーボードの基本的な使い方や知っておくと良い使い方をご紹介します。

キーボードの切り替え方

キーボードの左下付近にある地球のようなマークをタップすると、登録している順番にキーボードを切り替えることができます。

私のように複数のキーボードを登録している場合は、「地球マークを長押し」することで以下のような一覧表示になるので、使用するものを選んでタップするほうが手早く切り替えできます。

キーボードの切り替え方法

拼音キーボード内の記号・数字の切り替え

記号や数字は拼音キーボード内の切り替えによって入力できます。

記号・数字キーボードへの切り替え方法

中国語の読点(、)は「,」、中黒点(・)は「、」となり、日本語と微妙に違うので注意して使ってみてください。

声調と「ü」の入力方法

拼音キーボードでは声調も入力できます。
入力方法は簡単、入力したいアルファベットを長押しするだけ。

4つの声調から入力したいものを選びタップしましょう。

声調の入力方法

それから中国語の母音に「ü」という音が存在しています。この文字はアルファベットにないため、拼音入力の際にどこにあるかわからなくて困った!ということも少なくありません。

「ü」を入力したい時は「v」をタップすると入力ができます。例えば「旅」という字を入力したいときは「lv」でOK。

漢字変換

中国語では同じ発音の異なる漢字が数多く存在します。例えば「wo」と入力してみると、候補が50文字以上表示されています。一つひとつ見て探していくのは意外と大変。

そんな時は、「部首」もしくは「画数」をもとに目的の文字を探す方法がおすすめ。文字を入力するとキーボードの上部に「部首」「画数(筆画)」のタブが表示されます。

拼音の効率的な変換方法

一項目あたりの数が少なくなったことで、目的の文字を探しやすくなります。

音声入力

音声でも入力が可能です。地球マークの隣にあるマイクのマークをタップしてこのような画面が表示されたら、iPhoneのマイクに向かって喋ることで文字化してくれます。

中国語の音声入力

私は自分の中国語の発音がきちんと変換されるのか、発音の練習がてら使うことが多いです。

まとめ:サクッとキーボードを設定し、中国語学習に役立てよう

いかがでしたか?インストールをする必要もなく、とても簡単で驚いた方もいたのではないでしょうか。

再度、キーボードの設定方法をおさらいすると…

  1. 「設定」をタップ
  2. 「一般」をタップ
  3. 「キーボード」をタップ
  4. 「キーボード」の最上部にある「キーボード」をタップ
  5. 「新しいキーボードを追加」をタップ
  6. 使用したいキーボードを選択し「完了」タップ
    「拼音-QWERTY」と「手書き」併用がおすすめ
  7. 新たなキーボードの追加は完了!もしキーボードの順番を変えたければ、「編集」から変更する

 

たった6つのステップ(必要な人は7ステップ)で、キーボードの設定は完了です。

キーボードを追加したらさっそく中国語の学習に使用して、役立てましょう!

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