福岡から船で釜山に行く方法!船旅のメリット・デメリットや予約方法を紹介

アイキャッチ旅のヒント
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こんにちは、初めての友人との旅行は韓国だったほほです。

福岡に住んでいる(住んでいた)身としては、韓国はとても近い場所でした。
日本と海外という観点で考えても、地理的にも近く、短時間で行くことができます。

いざ韓国に旅行することになれば、まずは飛行機とホテルを予約すると思います。
でも、ちょっと待ってください。

今では数多くのLCCキャリアが飛んでいるし、サービスの質も向上してきているように感じるので、利用者も増えているのではないでしょうか。

しかし、飛行機に乗るために出発の2時間~1時間半前にはチェックイン手続きをしなければならない、機体や座席の場所によってはあまりくつろぐことができないなど、便利で安全に運航するために守らなくてはならないルールが多数存在します。

またLCCでは機内持ち込み荷物の重量も、フルキャリアの航空会社と比べると少なく設定されていますよね。現地でお土産をたくさん買ってしまい、重量オーバーした!という経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこで私がおすすめする移動手段の一つが「フェリー」です。

飛行機に比べたくさんの航路や時間が選べるわけではないですが、うまく利用すれば移動時間も楽しく有効活用できる・横になってくつろげる・個室が選べるなど!
良い点もたくさんあるのでぜひ選択肢の一つに加えてみてください。

このページでは、博多港(福岡)発着便の「ニューかめりあ」を主に取り上げながら、釜山(韓国)旅行で使えるフェリーの予約方法、乗船方法や船旅のメリット・デメリットについてご紹介します。

私も実際にフェリーで2度、釜山への旅行をしました。その時の体験談も書いているのでぜひ見てください。

こんな人に福岡~釜山の船旅がおすすめ

以下に当てはまる方には、フェリーでのご旅行をおすすめします。

こんなあなたはフェリーがおすすめ
  1. お金があまりなくて移動手段は節約したい。もしくはお金は現地で使いたい
  2. 時間に比較的余裕がある
  3. 買い物が好きでいつもたくさん買う
  4. LCCの機内持ち込み荷物の重量オーバーが不安
  5. 韓国行きの船が出るターミナル(港)が近くにある

日本各地発着、韓国行きのフェリーは他にもある?

「私もフェリーを利用してみたいな~」と思ったそこのあなた。

日本発だと、このような場所から韓国行きのフェリーに乗ることができます。

対馬―釜山は、韓国からの旅行者を対象としている船舶会社が複数あります。いずれも釜山発着便、韓国語サイト。未来高速(コビー・ニーナ)大亜高速海運(オーシャンフラワー)韓日高速海運(オーロラ)

韓国までの距離も関係していると思いますが、西日本そして日本海側の港ばかりですね。
ちなみに境港と東海を結ぶDBSクルーズフェリーですが、ウラジオストク~東海間のフェリーもあるそうです。

下記では博多港発のフェリーについてのみの解説になります。それ以外の出発地からの船のご利用を希望する場合は、公式サイトより詳細をご確認ください。
また、境港より出発のフェリーのみ、行き先が釜山ではなく「東海(トンヘ)」となっているのでご注意ください。

福岡からフェリーを利用した韓国(釜山)への行き方

それでは、博多港から出発する場合の行き方です。
先ほどもまとめた通り、福岡発の場合はフェリーのほかにJRが運行している高速船もあり、とても利用価値が高いです。ニーズに合わせて選べるのが良いですね。
下記で詳しく見てみましょう。

福岡発着ならでは!高速船とフェリーという選択肢

繰り返しになりますが、釜山までの船は2種類。
まず一つは、JR九州の子会社であるJR九州高速船株式会社が運営する高速船

もう一つは、カメリアラインが運航する大型のフェリー

ご自身の旅行日程や予算等に合わせて選ぶことができるのは、福岡発着ならではと言えるのではないでしょうか。
もちろんどちらにもメリット・デメリットがあるので、それは後程詳しく説明していきますね。

高速船「ビートル」の運賃・運航スケジュール

ビートルの運賃

普通運賃では、片道一人あたり

大人(12歳以上) 16,000
小人(2歳~11歳) 8,000
幼児(1歳) 2,000
乳児(0歳、座席未使用児)無賃
2020年1月29日発売分より運賃が改定されました

となっています。乳児であっても座席を使用する場合は幼児と同じ料金がかかりますのでご注意ください。

また、往復船を利用する場合、「往復割引」もあります。こちらは大人のみの設定で、大人一人あたり22,000円(釜山発が日曜日の場合は26,000円)です。片道の運賃から考えるとかなりお得ですね!
(2020年6月追記)
運賃改定に伴い、現在利用できる割引運賃は「シニア割引」のみとなっているのでご注意ください。満65歳以上であれば、片道8,000円、往復16,000円で利用が可能です。下記のネット予約と併せて空き状況を確認するのが良いかと思います。

ビートルを利用するならネット予約が断然おすすめ(2020年6月追記)

2020年よりビートルの運賃が改定されています。これに伴い、従来の普通運賃のほかにネット予約限定のお得なプランが販売されています。最安の運賃だと片道大人一人あたり3,000円から!普通運賃と比べて格安です…。
複数の運賃体系があり、条件がそれぞれ異なっている(安い運賃のものだと便変更不可など)など、飛行機の予約と同じようなイメージです。
空き状況とともに現在の運賃が簡単に確認できます。

インターネット予約だけでなく電話での予約も可能ですが、その場合はこの運賃は適用されないようです。
※上述したシニア割引は電話・カウンターのみでの受付なのでご注意ください!

各種運賃の利用には適用条件がある場合があります
また、これらは旅客運賃のみの金額となるので、このほかに燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)や諸費用(ターミナル使用税など)がかかります
※ツアー等であれば別の条件となる場合もあるので、その際は予約の旅行会社等に確認が必要です。

ご予約の際に必ずご確認の上お申し込みください。
詳しい内容については船会社の公式ページ(JR九州高速船カメリアライン)を確認してください。

ビートルの運航スケジュール

次に運航スケジュールです。時季によって若干時間の変動があるものの、基本的には1日に2便の運航となっています。繁忙期等には1日に3便出ている日もあるので渡航日の運航状況を確認してください。

とある日の運航スケジュール

博多→釜山
1便 08:30発 ~~ 11:35着
2便 15:50発 ~~ 18:55着

釜山→博多
1便 08:30発 ~~ 11:35着
2便 15:50発 ~~ 18:55着

ビートルでの博多―釜山間の所要時間は約2、3時間といったところでしょうか。
一部対馬(比田勝)を経由する便がありますので、その場合の所要時間は若干長めになります。

実は高速船にはもうひとつ、韓国の企業「未来高速」が運行している「コビー」という船もあるのですが、現在福岡線は運休とのことです。
もしこちらの運航が再開すれば、選択肢はさらに増えますね! 下記サイトは韓国語のみ、釜山発対馬便のみとなりますが、福岡発着のコビーはJR九州高速船と共同運航なので、おそらくビートルと同じように購入ができるようになるのでは…と思われます。
参考:未来高速コビーhttp://www.kobee.co.kr/html/ (韓国語)

フェリー「ニューかめりあ」の運賃・運航スケジュール

ニューかめりあの運賃

ビートルと違い、船室が複数あるので運賃も様々です。
まずは多くの方が利用するであろう2等の運賃から。

大人片道9,000円
大人往復17,100円
学生・障がい者7,200円
小人(6~11歳)4,500円
幼児(2~5歳)1,800円

ビートルと同じく往復料金の設定は大人のみとなっています。2等以上の船室の運賃はこちら。

大人片道大人往復
1等洋室(定員2名/4名)12,000円22,800円
1等和室(定員5名)12,000円22,800円
特等ツイン14,000円26,600円
特等シングル16,000円30,400円
特別室(定員2名)20,000円38,000円

定員に満たない人数でこれらの船室を使う場合は他の乗客と同じ部屋になる場合があります。自分たちのグループだけで部屋を貸し切りたい場合の貸し切り料(ルームチャージ)の設定があるので、うまく使えばホテルの部屋にいるまま船で移動しているかの状態にすることも可能です。

このほか、団体料金の設定や、自転車・乗用車両を乗せこむこともできます。
詳しい料金や注意事項に関しては公式ページをご確認ください。

ニューかめりあの運航スケジュール

続いて運航スケジュールです。

博多→釜山
12:30発 ~~ 18:00着

釜山→博多
20:00(出国審査終了時刻) ~~ 翌朝07:30(入国審査開始時刻)

おそらく航行時間は、行きの博多→釜山の約6時間というところなのだと思います。
しかし、釜山→博多の時間は約11時間かかることになっています。これは手続きの時刻が関係しているようです。以前乗船した際にも博多港には7時半前に到着していましたし、実際に船が動いている時間はもっと短そうですね。

高速船とフェリーのメリット・デメリット

船を利用するとどれくらいの運賃がかかるのか、またどのようなスケジュールにて運航しているのかということは確認していただけたかと思います。

続いては、高速船・フェリーそれぞれのメリットとデメリット、また飛行機と船とを比較した場合の船のメリット・デメリットを見てみましょう。

高速船のメリット・デメリット
  • フェリーに比べて短時間で行くことができる
  • だいたい1日2便運航なので、都合に合わせて乗船する時間帯を選べる
  • 波の影響を受けにくい翼走状態で航行するため高速で安定した航行ができる
  • 座席はリクライニング可、USBポートやオーディオサービス、WIFIも完備
  • グリーン席が追加料金3,000円で利用できる
  • フェリーに比べると船は揺れやすい、揺れは強い
  • 海上時化により欠航する可能性がフェリーよりも高い
フェリーのメリット・デメリット
  • 高速船に比べて運賃が安い
  • 個室などを選択すればプライバシーがしっかり守れる
  • レストランや免税店、風呂などの施設を利用することができる
  • 大型船なので揺れが少ない(横になっているとほとんど揺れを感じない)
  • 多少の高波や天候不良でも出港する場合がある
  • 閑散期であれば少人数で大きな部屋を使える場合がある
  • 高速船と比べると時間がかかる
  • 海上時化により欠航する場合がある
  • 2等の船室は雑魚寝なので、あまりプライバシーがない
飛行機と比較した場合の、船のメリット・デメリット
  • 荷物の制限が緩い
  • フェリーであれば完全フラットな状態になってくつろぐことができる
  • 移動中に睡眠や入浴ができ、時間を有効利用することができる
  • 移動時間を利用して自分の好きに行動することができる
  • 飛行機に比べ圧倒的に時間がかかるので、少しでも早く現地に行きたい人には不向き
  • 港のある場所が限られている(港まで遠い人にとっては不便)
  • 台風シーズンや冬季は欠航のリスクがある(飛行機よりも天候の影響を受けやすい)

主観ですが、メリット・デメリットをまとめると以上のような感じになります。
正直、どれも一長一短だと思います。

福岡~釜山間フェリー「ニューかめりあ」乗船体験記

実際に私もフェリーを利用して韓国旅行をしたことがあります。

大学生だった私は友達との旅行でフェリーを利用しました。
まず私がなぜフェリーを選ぶに至った経緯ですが、 フェリー+ホテル+往復送迎のホテルパックがキャンペーンで安かったので、ほとんど値段だけ見て決めました。

当時から高速船とフェリーの選択肢はありましたが、やっぱり値段重視ならフェリーですね。大学生なので長期休みなどあまり時間を気にする必要がなかったので、その辺はあまり重視していませんでした。
その時、私も友人も英語や韓国語は喋れません。ですが出国審査や船の乗船に関して難しいことはなく、乗船までスムーズに行うことができました。

荷物は基本的なものは全て自分たちで管理というのもちょっと新鮮です。まあでも、スーツケースに間違えて必要な荷物を入れてしまったけど取り出せない!ということがないので、気楽ではあります。

乗船後はまず自分たちに割り振られている部屋を探します。ニューかめりあの2等室だと、室内には枕(びっくりするくらい固い)やマット、毛布、一人ずつの仕切りなどがあります。
部屋の中の場所まで指定されているわけではないので、友人や家族とまとまって過ごせる場所を自分で確保します。

荷物を置いた後は船内を見てまわったり、友達と話をしたりして過ごしていたのですが、最終的にやることがなくなって往復ともに布団で寝ました。
雑魚寝ではありますが、仕切りはあるし、完全に横になることができるのでゆっくりと休めました

ただ先ほども書きましたが、あくまでも荷物は自己管理になるので、鍵を付けておくなど盗難防止対策は必須です。

揺れについては、個人的には横になっているとそれほど揺れは感じられませんでした。立っているときや歩いているときの方が揺れているなと感じます。フェリーだからかもしれませんが。
他の乗客の方でも気分が悪そうにしている人は特に見かけませんでした。
※乗り物酔いするかたは酔い止めを飲むなど事前の対策をおすすめします!

飛行機だとしっかり座っていないといけないし、安全のために守らなくてはならないことが多いですが、比較的自由に過ごすことができるのがいいなと思いました。

船内を探検したり、ゆっくり外を眺めていると割と時間は過ぎるものです。特にすることがない場合はささっと寝る準備をととのえ、現地に着いてからの体力を温存するのもおすすめです(笑)

ちなみに釜山発の場合も、港までは現地ガイドさんが同行して送迎してくれましたが、手続きは自分たちでやったと思います。行きと同じように乗船。
出発が夕方なので、帰る日も時間いっぱい遊ぶことができました。

総合的な感想としては、「フェリーは気楽に利用できる」というのがいいことかなと。
私が利用したときは韓国人の方が多く利用されていて、共有スペースでみんなでご飯を食べるなど、くつろぎつつも楽しんでいたように感じます。
時間がかかることや揺れなども特に苦痛に感じなかったし、横になれるのもいいですね。

要注意!台風シーズンの「海上時化(しけ)」

これまで船旅の良さについて述べてきましたが、一つ注意が必要なことがあります。それは、台風シーズンや冬場によく起こりがちな「海上時化(しけ)」

高速船はより早く欠航になる場合があります。
フェリーは多少波が荒くても運行している場合もありますが、もし台風が発生している場合は台風の来る前・過ぎた後も影響を受けます。
まだ台風が遠くにあるから…もう熱帯低気圧に変わったから…と言っても、完全に落ち着くまで時間がかかる場合があるので注意です。

ちなみに、天気が悪いとその分揺れもひどくなるのでご注意を。普段船酔いしない人でも、ひどい揺れだとリスクは高まります。必ず出発前には最新の天気や運航情報を確認しましょう。

博多港への行き方、乗船手続きの方法は?

それでは最後に、博多港への行き方と出国・乗船手続きについて簡単にまとめます。

まず、博多港の所在地はこちら。「国際ターミナル」の方です。
少し内陸側にも同じく博多港がありますが、こちらは九州の離島行きになるのでお間違えなく!
福岡市の中心部(天神・博多)から、バスで10分少々で行くことができるのでアクセスも良好。

港に着いたら、パスポートやチケットなど必要なものを持ち、カウンターで乗船の手続きをします。
ビートルもニューかめりあも、出発時刻の60分前までに手続きを済ませるようにしてください。

出国審査の開始時間になったら、飛行機に乗る時と同様に税関検査や出国審査を受け、船に乗り込みます。
船内に入ったら、自分たちに割り振られている部屋(もしくは座席)を探し、スペースを確保。
その後はたっぷり時間があるので、船内を見て回ったり、外を眺めたりして思い思いに過ごしましょう。

船で行ってみようかなと思ったらまず予約を!

ここまで、船の良さをつらつらと述べてきました。イメージよりも簡単で気楽です。

少しでも「船旅っていいかも!」と思ったあなた。
先ほどご紹介した各船会社の公式サイトから予約するか、旅行会社でも購入ができます。

キャンペーンやホテルパックなど、いろいろとお得に利用できるものも各社あるので、ぜひ比較をしてみてください。

もし船会社で船のチケットのみ買うなら、別でホテルを予約する必要が出てきますね。海外のホテル予約はネットで簡単にできますよ!

交通機関と宿泊を別々で手配するのはちょっと面倒…という方には、旅行会社が出しているホテルパックがおすすめ。私も釜山に行ったときはホテルパックを利用しました。船代とホテル代がセットになっていてお得な場合が多いです。

ぜひ船を使って、素敵な韓国への旅を楽しんでみてくださいね。

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